データで見るナンエツ工業
※2022年3月時点
ナンエツ工業の仕事を紹介します
ナンエツ工業の板金加工、基本的な流れ
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1)設計・図面展開
図面を元に、加工のし易さ、コスト、精度を設計に盛り込み、これを平らな金属板でどう実現するかイメージし展開図を作成します。 -
2)ブランク加工
展開形状に合わせ外形を切断・穴加工を行います。加工材質、厚み、精度、納期、総量、コストなど総合的に見て加工法を選択します。 -
3)前段加工
ブランク加工で生じたバリの除去を行います。またネジ穴加工やネジ山が沈み込むよう削る（皿ざぐり）加工はこの段階で行います。 -
4)曲げ加工
平らな金属板を、プレス機（ベンディングマシン）を用いて展開図通りに折り曲げていきます。精度が要求される大変重要な工程です。 -
5)溶接
曲げ加工で成形した金属板同士を溶接で接合していきます。溶接の良し悪しが仕上がりの美しさに影響するため、高い技量が必要です。 -
6)研磨
溶接部を美しく研磨します。仕上げの美しさは製品の品質基準になるのでとても重要です。
ナンエツ工業の特徴、得意分野
設計から納品まで、技術工程すべてを会得した多能工を育てる一貫生産体制
ナンエツ工業では、設計から仕上げまであらゆる板金加工に対応しています。そのため、入社すれば全工程を間近で見られることはもちろん、希望を出せば部署異動も可能で、興味のある加工技術を身に付けられます。もちろんひとつの技術を極める職人も多数います。
最新鋭の工作機械を導入。工数、納期の短縮と共に精度向上とロット生産を両立
工作機械ができる部分は機械に任せ、機械にはできない繊細な調整や高度な技術を職人が対応することで、作業工数を削減し、納期も短縮できるよう努めています。そのため高い技術精度はそのままに、ロット生産も可能な体制を整えています。
ナンエツ工業の設備一覧
同業者からも依頼される研磨技術。創業以来、こだわり続ける研磨への情熱
創業以来、技術を磨いてきた研磨技術に関しては、専門会社にも負けません。その技術の高さから、逆に同業者が敬遠した案件を依頼されることもあります。お客さまからOKが出ても、ナンエツ品質を超えなければ納品しない。これがナンエツのこだわりです。
磨きマイスターに聞く研磨の魅力
わたしたちの技術が活躍中
テーマパークから半導体製造装置まで！ナンエツの板金加工技術はこんな場面で活躍しています。
THEME PARK
テーマパーク内施設躯体
テーマパークには、童話に出てくるようなデザインのステージや建物があり、子どもたちの夢を膨らませています。こういった特殊な建物やステージを構成する鉄骨の躯体も当社で加工。一般建築とは異なる特殊な形状の躯体として、繊細なラインを再現する曲線と圧倒的な構造強度を両立しなければなりません。そのため溶接や曲げ加工において、とても高い精度が求められます。
VEHICLE
交通車両の外装や手すり
電車や自動車にも当社の技術が採用されています。トラックなどのバンパーやアルミホイルの研磨から、消防車の外装の板金までを実施。特に消防車は災害現場に赴くため、軽さの中にも耐熱性能や高い強度を実現する加工が求められます。
また電車におけるドアの取っ手や、椅子の横などに設置される棒状の手すりなども研磨加工。長く使われるもののため、強度はもちろん、変わらない美しさも大切です。
また電車におけるドアの取っ手や、椅子の横などに設置される棒状の手すりなども研磨加工。長く使われるもののため、強度はもちろん、変わらない美しさも大切です。
IT
半導体製造装置
家電はもちろん、あらゆる電気機器に用いられる半導体。この半導体を量産する半導体製造装置の部品も加工しています。半導体製造装置を販売する国際的な企業に、当社の技術が採用。定期的かつ安定した製品供給を続けています。精密機械を製造する部品として、研磨をはじめとする加工には高度な精密性、繊細さが求められ、それをクリアできる加工技術が評価されています。
ナンエツ工業スピリット
わたしたちが大切にしているナンエツ魂
- お客さま指定の品質を超えて、ナンエツの仕事として世に出せる品質
- 機械ではできない、人の技術にこだわったナンエツの加工技術
- お客さまから難易度の高い依頼が来ても「できない」とは言わない
- 研磨は、人の視線を意識し見惚れるほどの美しさにこだわる
一緒にナンエツ工業で働きましょう！社員からのメッセージリレー
ナンエツ工業の各部署で活躍する先輩社員からのメッセージリレーを動画でご紹介します。